属国主義の報道を斬る

 今年になってから(前からだが)の大マスコミの報道の酷さをずっと見続けてきたが、彼らは片道切符の最終戦争に挑んでいるのだと思う。腐敗した集団の中にもジャーナリストの正義に燃える若者がいて、反旗を翻す日が遠くないことを期待したい。その前に何社かは逝ってしまいそうだが。とりあえず、最近の属国報道を振り返ってみよう。

【「Loopy」がそんなに嬉しいのか。キャンベルの謝罪来日も伝えるべし】
 ワシントンポストのコラムで話題となったのが、鳩山首相への侮辱発言「Loopy」だ。この件を嬉しそうに報道するメディアがなんと多かったことか。中韓に関しては日ごろ「自虐的な姿勢」を厳しく戒めておられるはずなのに、対米となると一転する。一国の首相がこうまで侮辱されたのだから、抗議の意を表明するのが国益に貢献するメディアの姿勢であるべきだろう。
 「Loopy」については一斉に楽しそうに報道したものの、その後の重要な事実を伝えていないのは如何なる考えからであろうか。

 実は、この「Loopy」発言を行ったのはキャンベル国務次官補だったようだ。先月末に来日した際、各メディアは「キャンベル氏はどう対応するか」などと不安気な記事を書き飛ばしていたが、なんのことはない。現政権の現職閣僚の元秘書でフリージャーナリスト・松田光世氏がツイッターで暴露しているところによれば、米政府中枢に「Loopy」発言を叱られて、鳩山首相&その周囲への謝罪行脚の来日だったというのが真相のようである。
“新聞・TVの報道よりも松田光世氏のつぶやきこそが真の情報である”
http://ameblo.jp/kriubist/


【「ジャパン・ディッシング?いいだろう、さっさと借金返して切り捨ててくれ」となぜ言えない?】
 ウォール・ストリート・ジャーナルによれば「ジャパン・ディッシング(日本切り捨て)」の時代なんだそうである。日本人にとっては「ジャパン・バッシング(日本叩き)」や「ジャパン・パッシング(日本外し)」の頃が懐かしくなるだろう、とまで書いている。このウォール・ストリート・ジャーナルの傲慢なる日本評価に怒るどころか嬉々と伝えているのが、日本国内の大マスコミ。何が嬉しいのか。

 米国の日本に対する借金は総額700兆円に及ぶとも言われる。負債者が債権者に対して「お前を切り捨てるぞ」とは、大きく出たものだ(笑)。実体経済を軽視しネズミ講なみの金融工学に頼り切ったアメリカは、日本から収奪することで経済を成り立たせてきた。欺瞞に満ちた抑止力などいらぬから、借金を完済して、さっさと日本を見捨ててくれ。もちろん、ゴロツキのCIAも撤退させてくれ。日本にはゼロからやり直せる勤勉さ、ものづくりの実力がある。ゼロから復興すればいい。
 
 媚びることなくそう報道すればいい。なぜ、できないのだろう。私の知る範囲で、このごくシンプルな報道姿勢を貫いている新聞は、日刊ゲンダイのみだ。
“鳩山首相は米国に媚びる必要なし” 
http://gendai.net/articles/view/syakai/123383
“ジャパン・ディッシング”
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201004/article_62.html
“【オピニオン】冷え込む米日関係 - ジャパン・バッシングならぬ「ジャパン・ディッシング」”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100423-00000001-wsj-bus_all



【「政治評論家とカネ」について、どう落とし前を付けるのか?】
 官房機密費に関わる野中広務氏の暴露がネット界の大きな話題となっている。誰もが横並びに自民を持ち上げ鳩山政権をとにかく一方的に激しく攻撃し続ける評論スタイルには以前から疑問視する声がネット上に満ちていたが、彼らの御用評論家ぶりの深層に横たわっている薄汚い事実が露わになった。盆暮れに500万円ずつ配っていたというから聞いて呆れる。そのまま貰う輩がほとんどというから、もはや単なる御用聞きの売文屋だ。皆さん「政治とカネ」に大変厳格なスタンスでありながらも衆院選敗北後に官房機密費2億5千万円を持ち逃げした麻生内閣を追求しない理由もよく分かった。メディアでご活躍の皆さんも同じ穴の狢だったのですね。

 テレ朝系の報道番組で吠えまくる禿頭のナベツネ派を筆頭に、あの顔、この顔とたちどころに数人が思い浮かぶ。本来お茶の前に笑顔を提供することが仕事のはずなのに誹謗中傷に近い一方的な政権批判を繰り返す数人のお笑いタレントも非常に腐臭が漂う。官房機密費と政治評論家、お笑いタレントに関して憶測も交え実名入りのニュースがツイッター、ブログを通じて拡散しまくっている。岩見隆夫氏などは「ツイッターは正当な言論ではない」などと涙目だが、もはや遅い。

 一昨年秋のリーマンショック、昨夏の政権交代は日本が部分的に属国から離脱し自主独立を取り戻す絶好のチャンスだった。メディア、官僚、検察、政治家など「属国利権」の亡者・手先どもが従米隷属に引き戻そうと最後の足掻きに必死なのが昨今の状況だ。私は小沢一郎に格別の思い入れがあるわけでもなく彼を清廉潔白な人物とは到底思わないが、部分的にでも対米隷属から離脱を図るためになくてはならない政治家だと考える。だからこそ、「属国利権」の旧勢力は、小沢を追い落とすべく激しく攻撃したのだろう。さらに小沢一郎は宗教非課税撤廃論者でもある。マネーロンダリングで稼ぐ二大邪教と癒着した旧勢力にとっても、看過できないことだったに違いない。

 そのお先棒を担いだ政治評論家、お笑いタレントどもが失墜するまたとないチャンスが到来したわけだ。今になって官房機密費に関する恥部を暴露した野中氏の真意は分からぬが、拍手喝采を送りたい。

 従来通りなら新聞・テレビ局は黙殺して報道しないという姿勢に徹することも可能だったろうが、これだけネット上に怨嗟の声が溢れるともはや覆い隠すこともできまい。さて、官房機密費で買収されていた評論家、タレント、コメンテーター、お笑いタレントどもが「政治とカネ」を論ずる愚にどう説明責任を果たすのか。人並みの羞恥心をお持ちの評論家・タレントであれば、まさか今後も知らん顔を決め込んで、報道番組でのさばるなんてことは決してできないと思うが。対応次第では、凋落に歯止めのかからない大マスコミへの最後の突き押しになってしまう可能性すら秘めている。
“腐敗マスゴミに徹底抗戦・真の独立に向け”
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-8fca.html
“小泉政権時代の「官房機密費」と「御用文化人買収工作」を暴き出せ。「小泉・竹中構造改革」の旗振り役を勤めた田原総一朗司会の「サンプロ」レギュラー・メンバーは、全部、クロだろう。”
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100505/1272994199



【抑止力など幻想に過ぎないことを、なぜ伝えない】
 普天間基地移設問題はそもそも米軍側もグアム移設で決まりかけていたものを当時の自公政権、米ネオコン系ジャパン・ハンドラーズといった日米の安保マフィアどもが混ぜっ返し、辺野古を持ち出してきたことが問題を複雑にしている。その後始末を行っているのが、現政権であるという事実をまず再確認しておこう。

 普天間基地移設問題の着地点がどうなるか。迷走したまま政権自体が瓦解してしまうのか、それとも迷走は安保マフィアの妨害を防ぐための巧妙な戦略であり、グアム・テニアンという大逆転が待っているのか。現時点では、まだ分からない。5月末と言わず、米連銀(FRB)の倒産発表までノラリクラリと先送りにするのが最も国益に適うと考えるが・・・。無理に無駄金を使う必要はない、

 とはいえ、一つだけ明らかになりつつあることがある。沖縄・海兵隊の抑止力が幻想だということだ。米軍基地は訓練のための基地であって日本防衛のための基地では決してない。紛争地域へ派遣するための拠点に過ぎないことがバレバレなのだ。抑止力幻想が明らかになりつつあることだけでも、効果大と言えるだろう。当の鳩山首相本人が「抑止力云々」と言い出したのは、苦笑するしかないが。

 また、フリージャーナリストの岩上安身氏らも言及しているように「日米同盟:未来のための変革と再編」(外務相)によれば、二国間の役割・任務について記載された部分には「日本は、弾道ミサイル攻撃やゲリラ、特殊部隊による攻撃、島嶼部への侵略といった、新たな脅威や多様な事態への対処を含めて、自らを防衛し、周辺事態に対応する」とある。「アメリカが守る」ではないのである。自分の国は自分で守るしかない。
 
 しかも実質的に倒産している米国延命のためオバマは昨秋、中国にG2体制による世界支配を持ちかけている。ついでに日本のコントロール権を中国に与える交渉までしているようだ(ネット上ではこれが常識)。

 数年前にジャパン・ハンドラーズ筆頭のジョセフ・ナイ(駐日大使になるはずだったが、小沢一郎失脚作戦が失敗して逃げ帰った“知日派”)が指揮する超党派の議員たちが作成した「対日超党派報告書」には、東シナ海の海底油田をアメリカがせしめるための戦略が描かれている。それによれば、台湾問題をきっかけに日本と中国の戦争を誘導した上でアメリカは手を引く。頃合いを見て仲介に乗り出し、東シナ海における資源の支配権を米国が獲得する。そのために自衛隊が自由に軍事活動できるよう誘導しておく。そんな悪巧みの戦略文書さえネット上で存在が取りざたされているのが実情なのだ。そうなってくると、米軍基地があることで逆に有事のリスクが高まるとさえ言える。「同盟」などとはいっても簡単に裏切る腹づもり、しょせん属国、手駒に過ぎないという認識なのだ。
“日本と中国との戦争を誘導せよ。ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」。米駐日大使にジョセフ・ナイ氏”
http://www.asyura2.com/09/senkyo57/msg/559.html

 日本の脳天気な似非保守は中国脅威論などを引き合いに出し米軍による抑止力を持ち出すが、いかに荒唐無稽なものかが分かるだろう。万が一、日本の領土内で有事が起こった際、米軍の支援を期待するのはあまりにも楽天的だと言わざるを得ない。近隣諸国と強い友好関係を結ぶことこそ最大の抑止力に他ならないのである。

 要するに「抑止力」一言で普天間基地の移設をあくまで国内に留めようという大マスコミの報道は、似非右翼並みにあまりにも空想的で売国的であるということだ。普天間基地の国外移設が部分的にでも属国から離脱する大きなチャンスだということを忘れるな。余談だが、アフリカのジブチに自衛隊が基地を作ったことを報道しないことにも恣意的なものを感じる。
“日米同盟:未来のための変革と再編”
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/henkaku_saihen.html
“抑止力なるプロパガンダに惑わされないこと”
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-61ba.html




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