こりゃダメだ、新党結成に際してナカソネ、ナベツネに相談とはな

 ベンジャミン・フルフォード氏は、最新刊の中で、日本の政界についての動向について次のように書く。


『日本を貶めた「闇の支配者」が終焉を迎える日』73pより
(転載開始)
 ・・・日本については、いくつかのシナリオがあり意見が分かれている。
 一つは「1985年まで行われてきた日本の経済運営の方法に立ち戻り、また自国による強い防衛体制を構築する」というもの。これはある有力右翼団体と、台湾を中心としたアジア思想をベースに持ち、反共反米主義を貫こうとしている勢力によるものである。このグループは、平沼赳夫衆議院議員を党首にする平沼新党の立ち上げを推進している。それに賛同する議員を民主党と自民党からリクルートして、この新党を立ち上げようと考えている。
(転載終了)

 「・・・民主党と自民党からリクルート」した結果まず選ばれたのが、与謝野馨というわけですか!?(笑)

 これまでも書いてきたように、リーマンショック後、与謝野氏は、「日本の被害は軽い」と適切な手立てを打ってこなかった。緊縮財政派であり、しかも性懲りもなくこの大不況下の日本に消費税大増税導入を主張するような人物である。もし自民党政権のまま与謝野氏が財務相を続けていたら、日本経済は木っ端微塵に破壊されてしまう可能性すらあった。しかも郵政民営化推進派。

 対する平沼赳夫氏は、郵政民営化に反対し自民党を離党して闘ってきたのは周知の通り。その言論からも米国による郵貯マネーに収奪が民営化の目的と把握しているようであり、積極財政派でもあったはずだ。

 とすると、主張の真逆の二人がタッグを組むというわけだ。フルフォード氏の言うように「1985年まで行われてきた日本の経済運営の方法に立ち戻り」という方向に向かうのは難しそうだ。

 平沼氏の動向に多少期待しないわけでもなかったが、それは急速にしぼみつつある。平沼氏は田母神を支持するなど救いがたい点がないわけではないが、国益重視派の政治家と見ていた。が、他の多くの政治家に共通するように、情報収集力、背景を読む力など意外に頼りないようだ。あまりにも知らなすぎると言ったら失礼だろうか。与謝野と組むというミスキャストはもちろんだが、平沼氏は日本会議国会議員懇談会の会長も務めているようだ。日本会議といえば、統一協会との深い関係性も指摘される似非右翼団体であることはネットに精通している皆さんの常識だろう。
“日本の右翼は、朝鮮半島人”
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/1206.html

 こうした様々なインチキ団体への政治家の関与というのは、背景事情などたいして把握せずに名前だけ役職を引き受けているケースが多いと思われるので、名前があるだけですぐさま「仲間」と判断するのは早計だとは思う。(全て了解した上でのことだったとしたら、スミマセンというしかないが・・・)

 だから、今回の与謝野氏との新党結成も、情報収集力の欠如のなせるわざと考えてよいものだろうか。もしくは自民党倒産に立ち会いたくない与謝野氏が火事場から逃げ出すように平沼氏の軍門へ下り、「郵政民営化反対・積極財政」を了承したとか!?しかし、あながちそうとばかりも言えないようだ。

(貼り付け開始)
“平沼・与謝野氏ら新党へ詰め 橋本大二郎氏の擁立検討”
http://www.asahi.com/politics/update/0405/TKY201004050154.html
平沼赳夫元経済産業相は5日午前、与謝野馨元財務相らと結成する新党について「私は代表になる。与謝野氏は代表格で行動してもらいたい」と記者団に語った。そのうえで、将来的に憲法改正や集団的自衛権行使なども新党の理念として検討する考えを強調した。平沼氏と与謝野氏らは同日夕、新党結成に向け最終的な協議を行う予定。
 平沼氏は新党の理念について「我が国の長い伝統と文化と歴史を大切にしていく。自主憲法や集団的自衛権をどうするかも将来的な構想としてある」と述べた。一方で「与謝野氏は景気対策後に、福祉を考えれば消費税増税も考えないといけない(との主張だ)。大筋において異論はない」と語った。
 一方、与謝野氏は5日、自民党の青木幹雄前参院議員会長、中曽根康弘元首相、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆を訪ね、新党構想を説明した。同日夕の協議には自民党の藤井孝男元運輸相や園田博之前幹事長代理も参加する予定で、園田氏はその前に離党届を提出する見通し。
 鳩山邦夫元総務相の参加について、平沼氏は5日、「考えていないが、会いたいというので考え方を聞く」とした。また、自民党幹部は5日、同党の鴻池祥肇元防災担当相も「新党に入る」と語った。夏の参院選の候補者としては橋本大二郎・前高知県知事が浮上。中山成彬元国土交通相も4日、朝日新聞の取材に「平沼新党から出馬の意思はある」と述べた。
(貼り付け終了)

 こうなってくると、平沼氏というよりも与謝野氏が主導権を握るくらいの勢いで動いているようだ。しかも早速に中曽根やナベツネという二大売国奴にお伺いを立てている。こいつらに相談しているようでは、フルフォード氏の言うように「アジア思想にベースを持ち、・・・反共反米主義を貫こう・・・」などとてもじゃないが無理だ。平沼氏の監視役として与謝野が派遣されたかのようだ。名前が挙がってくるのも自民党系の高齢者が主であり、はやくも「新党老害」と揶揄する声が上がり始めているのもうなづける。

 ブログ、書籍などでフルフォード氏があまりにも平沼新党への期待をプッシュするものだから「もしかして・・・」と多少なりとも信じた自分が馬鹿だった。結局は旧来の似非保守に絡め取られてのスタートとなりそうだ。みんなの悪党と自眠党と票を食い合ってジ・エンドとなることを願う。


人気ブログランキング
http://blog.with2.net/link.php?844958

"こりゃダメだ、新党結成に際してナカソネ、ナベツネに相談とはな" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。